本文へスキップ

プロフィールPROFILE


名誉指揮者 佐藤 正二郎

 新潟県田上町に生まれる。
 戦争から音楽家を保護したことで知られる陸軍戸山学校軍学部に学ぶ。作曲を大沼哲氏に、打楽器を松倉五郎氏に、指揮法と楽曲分析を斉藤秀雄氏に師事。卒業後も同校にて後進を育成するかたわら、指揮者のバイブルともいわれている斉藤秀雄氏の「指揮法教程」の著作に協力。
 戦後、東京フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者として活躍。同楽団の運営委員長を経て広島大学教授、広島文化女子短期大学教授、広島交響楽団常任指揮者を歴任。
 幻想的行進曲「フジヤマ」、「最新打楽器教本」、「ボクの洋楽回想記」をはじめ作曲・著書多数あり。広島大学名誉教授。広島文化短期大学名誉教授。日本吹奏楽指導者協会終身名誉功労会員。
 門下には、作曲家の故・團伊玖磨氏、東京フィルハーモニー交響楽団の故・瀬端猛氏、元広島交響楽団の白石幸弘氏、日本打楽器協会副会長の山高卓人氏、広島文化学園大学教授の佐藤須美子氏等がいる。
 1960(昭和35)年から1999(平成11)年まで40年にわたり、当クラブの音楽監督・常任指揮者として指導・指揮をする。2014(平成26)年逝去。


 

音楽監督・常任指揮者 金田 康孝

 広島県生まれ。
 島根大学教育学部特音課程卒業。東京芸術大学委託課修了。
 ファゴットを三田平八郎氏、岡崎耕治氏に、合奏法を山本力氏、山本武雄氏に師事する。
 元広島県吹奏楽連盟副理事長、中学校吹奏楽連盟理事長。広島県の中学校吹奏楽部を率いて、全日本吹奏楽コンクール、全日本アンサンブルコンテスト、全日本マーチングコンテストへ出場し、数々の金賞を受賞。全日本吹奏楽連盟より長年出場指揮者表彰を受ける。現在、バンドディレクターとして全国のバンドの指揮・指導にあたる。また、吹奏楽の指導法、小編成の吹奏楽等の論文を執筆、DVD制作の企画に参加。
 日本バンドクリニック委員会顧問。2000(平成12)年から当クラブの指揮者として、また、2001(平成13)年から音楽監督・常任指揮者として指揮・指導にあたる。



NTT西日本中国吹奏楽クラブ
1955(昭和30)年に広島電報局の有志10数名で「広島電報局器楽同好会」としてスタートし、1959(昭和34)年より「電電中国吹奏楽団」として本格的に演奏活動を行ってきました。その後、数回の名称変更を行い「NTT西日本中国吹奏楽クラブ」として現在に至ります。
 NTTグループ社員のみならず学生から社会人までの幅広いメンバーで構成されており「吹奏楽を通じて円満な人格形成と部員相互の融和をはかり、音楽をともに楽しむ。演奏技術の向上、地域文化の向上に貢献すること」を目標に活動しています。
2001(平成13)年から金田康孝氏を音楽監督・常任指揮者として迎え、年2回の定期演奏会をはじめ全日本吹奏楽コンクール及び全日本アンサンブルコンテストへの参加、中国地方各地でのコンサート活動、また学校・福祉施設での依頼演奏や各種イベントでの演奏など、年間を通じて積極的な演奏活動を行っています。
 全日本吹奏楽コンクールへは過去53回出場、全日本アンサンブルコンテストへは33回出場し、それぞれ度々金賞を受賞しています。